はじめに
10月は空気が澄んで、散歩や外遊びが心地よい季節です。落ち葉の下や草むら、池や川のそばでは、親子で一緒に観察できる生き物がたくさん見つかります。今回は、身近な場所で出会える10月の生き物を紹介します。
10月に出会える身近な生き物
バッタやコオロギ

秋の草むらでよく見かけるのがバッタやコオロギです。夜になるとリーンリーンと鳴き声を聞くことができます。親子で一緒に鳴き声の違いを聞き分けてみるのも楽しい体験です。
チョウ(キタテハやアゲハチョウなど)
秋にも花のまわりでチョウを見かけます。夏よりも色が濃く見える個体がいるのもこの季節ならではです。じっと観察すると、花の蜜を吸うときに細長い口を伸ばす様子も見られます。
テントウムシ

葉っぱの上で休んでいる姿を見つけることができます。親子で星の数を数えたり、模様の違いを比べたりすると観察がより楽しくなります。
クモの巣
秋はクモの巣が大きく、形も立派です。朝露がつくとキラキラ輝いてとても美しく見えます。親子で巣の形の違いを探してみましょう。
親子で観察するときのポイント
観察を楽しむときは、生き物に負担をかけないことが大切です。捕まえるよりも「見る」「聞く」「数える」を意識してみましょう。観察したら写真を撮り、あとで図鑑で調べてみると学びが広がります。
まとめ
10月は紅葉や秋風とともに、身近な生き物たちの姿を観察するのにぴったりの季節です。親子で一緒に自然の中を歩くだけで、新しい発見がたくさんあります。ぜひ身近な場所で生き物探しを楽しんでみてください。
